このあとスタッフがおいしくいただきました

だめにんげんさんの墓標です。

いつかの忘れものの話をしよう

この記事は「ゆかりっくAdvent Calendar2020」の6日目の投稿です。
昨日の記事は、ツバサ・シャルロッテさんの「勝手に予想する「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2020」振替公演セットリスト」でした。
セトリの構成分析、これまでもなんとなく頭の中でイメージしてたものはありますが、ツアー毎の違いを比較していくと面白いですね。来年のツアーも、Candy tuftからどういう構成になっていくのか、私も楽しみです。

お前誰よ?

だめにんげんです。

詳しくはTwitterのbioでも見てください。
ちなみに去年の「ゆかりっくAdvent Calendar2019」にも記事を投稿させていただきました。良かったらこちらもどうぞ。
tkk8637f.hatenablog.com

あなたは忘れものをしたことがありますか?

唐突ですが、あなたは忘れものをしたことがありますか?

大なり小なり忘れものをしたことはあると思います。人はなにかと忘れるものです。忘れものこそが人類共通の課題です。「あそこで忘れものしなければ…」という苦い思い出は、誰しもあるものでしょう。
これは、私が昨年のTwilight♡Chandelierツアー中に経験した、忘れものとの "たたかい" の記録です。

目次

  • なにを忘れたの?
  • Day1
  • Day2
  • Day3
  • 総括:人類の未来と持続可能性について
  • おまけ

なにを忘れたの?

いわゆるキャリーケース、スーツケースというヤツです。
実物はこんなの ↓

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タテ57cmxヨコ37cmxマチ26cm らしい

大きい方のゆかり箱くらいのサイズでしょうか。

そんなデカいもの忘れるのかよって思うじゃん?
それがあるの

それじゃあこのデカブツを置き去りにして忘れ、手元に帰ってくるまでの顛末をご覧いただきましょう。

Day1: 2019/07/05(T♡C岩手公演・前日)

わりといつものことではありますが、ツアーの公演会場に直行直帰みたいなことはあまりやらないもので、この時も職場からエクストリーム退勤から新潟~日本海をまわってくるという特殊な経路で盛岡入りしたのでした。

新潟といえば黒埼の喫茶黒うさぎさん。
ばりーちゃんと一緒にパフェをいただいてゴキゲンです。


思えば列車を乗り継ぐたびに、「このキャリーケース忘れたら秋田とか全然遠い終着駅までたどり着いたりして、わざわざ取りに行く羽目になっちゃうな~」とかぼんやり考えてたんですけど、完全にフラグでしたね。
とはいえ、まだこの時は意識が離れることなく、無事に盛岡まで到着します。


フォロワーの方はご存じかもしれませんが、例の忘れもの事件は岩手公演翌日の話です。
そして話はここから岩手公演の翌日まで…ってなると思うじゃん?
それが違うの


到着後、盛岡では名物の鶏もも肉を食べるとよいらしいと聞いたので、お腹をぺこぺこさせながら駅前食堂に向かいます。狭いスペースで座席のまわりにキャリーケースなんか置いてると、お店のご迷惑になります。キャリーケースを預かっていただけるようなので、ここはおまかせするとしましょう。


この直後、駅前食堂で鶏もも肉をいただいたあとに最初の事件は起こるのです。


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そうです。
実はもうこの時点でやらかしてたんですね。


おいしいものを食べて上機嫌に店を出たら、預けたキャリーケースを早速忘れてしまうというね。さあ、ここでもう危うい雰囲気がプンプンしてきました!

Day2: 2019/07/06(T♡C岩手公演・当日)

この日はツアーの地方公演最終日とあって、開演前から感極まってました。


120600mAhも登場してアツい夜でしたね。


コロナ禍の今からあのツアーを思い出すと、ゆかりんへの想いを高まる興奮のままに叫んだりというのはできなくなってしまいました。想いは決して消えないけれど、やはりこの熱量を声にのせて伝えたい。
Withコロナとか、ニューノーマルとか、抑圧を受け入れるべきみたいな風潮、内心はクソ食らえです。次のツアーは無理かもしれないけど、いつかきっとまた、想いをコールや口上にのせて大きな声で伝えることができる。そうなってほしいし、そうなると信じています。

Day3: 2019/07/07(T♡C岩手公演・翌日)

そして公演翌日は日曜日。この日は東京への戻りがてら、くろこねこ氏のクルマに乗って王国民で観光しながら帰ることになりました。
待ち合わせは9時頃に盛岡駅前通り。泊まっていたホテルの目の前とあってのんびりするつもりでしたが、盛岡に到着後にお土産も買ってなかったことを思い出し、まずは盛岡駅に向かいました。この時点では、確かにキャリーケースをゴロゴロと引きずって「コイツ邪魔くさいなぁ…」とか考えていたことを覚えています。


無事にお土産を確保し待ち合わせ場所へ。この時キャリーケースを傍らに置いたまま、いつも仲良くしていただいてるみなさんと、「昨日はソケたんがアツかったね~」なんておしゃべりをしながら待ち合わせてたような記憶があります。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

そしてキャリーケースを盛岡駅前に置き去りにしたまま、クルマに乗り込んで出発してしまいました。


あーあ


クルマに乗り込んだあとはキャリーケースの存在は脳内から消えています。
そして朝からのんきにからあげクン食べてる浮かれポンチがこちらです。


キャリーケースを忘れてるというのに…。そうして盛岡駅を離れていってしまうのでした。


盛岡駅を離れて、まずは東へ。


ライトアップされた鍾乳洞は神秘的な雰囲気。カメラ片手に急峻な内部を上り下りしているとお腹が空いてきてしまいます。


鍾乳洞出口前の売店に向かうと、にんにく味噌のいい香りが漂ってくるじゃないですか。この誘惑には勝てません。


岩手は冷涼な環境を活かした牛乳の産地でもあります。牛乳の産地のお土産屋さんといえば…。そう、もちろんソフトクリームがあるわけです。


そして岩手県内をさらに東へ。東岸のリアス式海岸にたどり着くと、目の前に広がるのは断崖絶壁の絶景でした。


ばりーちゃんもご機嫌ですね。



もちろんソフトクリームをいただきます。


我々はここから南に下ります。
東日本大震災のあと、津波の被害を受けた陸前高田にやってきました。こちらは海岸近くのかさ上げ工事が進み復興に向かう街を見ることができました。


なんかいいこと言ってる風ですけど、キャリーケース忘れてんのよね。


そしてツアー中に抱いた感想やゆかりんへの想いを語りながら帰路につきます。王国民とはやっぱりこういう熱い想いを語りたくなってしまいますね。
この日は宇都宮に泊まって、翌日は新幹線で職場へエクストリーム出勤です。そのまま出勤できるように着替えもちゃんと持ってきました。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


持ってきました?
確かに持ってきていたのです。キャリーケースに入れて。
しかしそのキャリーケース、クルマに乗せた記憶がありません。


…なんで???
→ 答え:キャリーケースをクルマに乗せていないから。


そんなことある?
あまりのことに理解が追いついてきません。


クルマを運転するくろこねこ氏にも尋ねます。

「なあ変なこと聞くんだけど、待ち合わせたときにキャリーケースってクルマに乗せたっけ…?」
「え?だめにんげんさんの荷物、手元のそのバッグ(トートバッグ)だけでしょ?」

まじかー…

とりあえず落ち着きましょう。荷物の確認をするのです。
クルマの後部座席には乗せていません。まずは高速を降りてからコンビニの駐車場に止めます。そしてクルマのトランクを開けると…。


…まあ無いよね。
そうだと思ってた。だって乗せた記憶無いんだもん。


記憶を遡りましょう。
待ち合わせる前に盛岡駅でお土産を買って、そのときにはキャリーケースをゴロゴロ転がしてる記憶はありました。そのあとクルマに乗せた記憶が無いということは…?
そう、待ち合わせ場所にあるはずです。幸い待ち合わせ場所は宿泊したホテルの目の前。それならホテルのスタッフに確認してもらえるんじゃ?
すぐにホテルに電話をかけます。

「すみません、私ホテルの前にキャリーケースを忘れてきたみたいなんですけど、そちらの方から見える範囲で見つかります?」
「あー、あの水色のやつがそうですかね?」

それです。
間違いありません。

私が置き去りにしたキャリーケースは、朝からずっと、半日もの間そのまま盛岡駅前で放置されていました。
盛岡は治安がいいってことなのかな?

キャリーケースを忘れるなんてさすがに自分でも珍事件だと思いますが、無事に見つかったこともあって自分でも笑えてきましたよ。


無事に見つかってめでたしめでたし。…と言いたいところですが、キャリーケースには明日出勤のための着替え一式が入っています。
会社に行くのに着替えが無い。それはどういうことになるかというと…。


FFC岩手の限Tでご出勤です。
さすがにあんまりなので、作業服の上着を借りました。偉い人に見つからなくて良かったね…。

総括:人類の未来と持続可能性について

忘れものは避けねばなりません。これは限られた資源を活用して生きる人類共通の課題です。我々は一人一人では小さな力しか持ち得ません。しかし、小さな力を合わせることで乗り越えられる課題もあるはずです。


我々の次の未来に向けて、課題を乗り越えるべく小さなことから初めて行きましょう(=次のツアーは忘れものしないよう気をつけましょう)


目標は打ち立ててるんですけどね…。

おまけ

昨年のハワイファンミーティングからの帰国後、制作期間4日で突貫入稿してC97にて頒布したハワイ感想本ですが、せっかくなのでこの機会にPDFで公開します。


ゆかりとりっぷ vol.04(ハワイファンミ感想本)
(PDFでダウンロードします)

ゆかりんへの想いやアコステライブの感想など、ポエミーな文章をご所望な方はこちらをどうぞ。


また、来年のツアー振替公演の日程が発表されたことにあわせ、SsLツアーのバーチャルデートでゆかりんが巡った場所を聖地巡礼した「ゆかりとりっぷ vol.02」についてもPDF化して公開します。


ゆかりとりっぷ vol.02(SsLバーチャルデート聖地巡礼本)
(PDFでダウンロードします)

ツアーにあわせた観光に向けてお役立ていただけると幸いです。



最後までお読みいただきありがとうございました。
明日はきゃんたろさんの「ゆかりんセレクション(ゆかりんのライブ作品1つから1曲をピックアップしてしゃべります。)」とのことです。
どのライブのどの曲が語られるのか、楽しみですね。


それでは皆さま寒くなってきましたが体調にはお気を付けて。
アディオス!