「うらはら兎」は「you」みたいなものだったんじゃないか
with meツアー終了から、もう3か月ですか。
2023年という年は、まさに「ゆかりんと一緒」の一年だったのだなぁと思います。
今年もやって参りました、「ゆかりっくAdvent Calendar」。
昨日は日向修二さんの「王国民保護者会参加レポ」でした。
わ、我々独身にはお子さんのいる世界というのはハイカルチャーすぎるので…。
オタクしつつ子育てもしっかりこなしている方々、スゴいなぁと思います。
さて本日は、私だめにんげんが記事を担当させていただきます。
本題に入る前に、せっかくなので、ツアーの思い出にも少し触れさせてください。
「わすれもの」もといリアル忘れ物の話は2020年にやったので、今回はやめときます。
一つだけ言っとくと、財布なくすとマジでメンタル地獄になるから気を付けた方がいい。
今ツアーでは千秋楽に、#wm2023総打ち上げ ということで、秋葉原のHUB貸し切り95名で打ち上げをやりました。
苦労話をしてもつまらんので、打ち上げのこだわりポイントを手短に。
バス出した
バス出しました。
いやバス来たらおもしろいかなと思って。
バスだーーー!!#wm2023総打ち上げ pic.twitter.com/vM5u6WYFkQ
— みらぱら♓️ (@yuya_srx) 2023年9月3日
この絵面は実際おもしろい。
写真見るといまだに笑える。
有明ガーデンの駐車場に自分の呼んだ大型観光バス2台並んでるの見て、「マジでいるw」ってまず初見で笑ったよね。
まじめな話、バスを呼んだのには理由があって。
打ち上げ会場が秋葉原のHUBで、有明ガーデンからの移動って、乗り換え含めなかなか不便じゃないですか。
参加者の皆さんにどんだけ急いでもらったところで、到着はバラバラになるし、下手すると来れない人も出るかもしれない。
そうなると打ち上げ自体、「みんな集まってないけど、とりあえず始めるかぁ」みたいな感じにならざるを得ず、締まりもテンションもなくなってしまうわけで、そんなら「オタクまとめて移動させてしまえ」という狙いでバスを仕立てたのでした。
あとは「ビュリフォナウ(謎の踊り)からのスタート!」っていうのをどこかでやりたくて。
HUBでは映像上映のつもりだったから、やるならココだなってことで、「ビュリフォナウ(謎の踊り)からのバス発車!」というのをやりました。
車内の様子は下記動画を参照。
今日乗り合わせたやべーバスです。
— まさけん (@aaa1349) 2023年9月3日
ご査収ください。#wm2023総打ち上げ pic.twitter.com/K3WLw8SuSx
発車後はWMのセトリをなぞりつつ。
そこはもうツアーで修練された皆さまですから、「Fanfare」で合唱しつつ「私だけMissing」で信号停車中なのに揺れる車内@銀座のド真ん中という盛り上がりっぷりでした。
いやぁ楽しかったですよね。
ちなみに余談ですが、バスを会場近くに停めるにあたって、大型観光バス2台路上駐車はさすがにお巡りさんに怒られかねないので、電話で予約して有明ガーデンのバス駐車場をちゃんと借りました。
予約の電話を施設管理者(住友不動産商業マネジメント様)にかけたところ…
担当者:「今回どういった用途でご利用ですか?」
私 :「ライブ後の移動でバスを借りてるんですが…」
担当者:「…? 関係者の方ですか?」
私 :「すみません、ライブの観客で、個人なんですけど…」
担当者:「えーと、個人への貸出実績がないので社内で確認させてください」
それはそうだよね。
ライブ会場から貸し切りバスで移動する客なんかいないよね。
しかも個人で。
ともあれ今回のことで、有明ガーデンのバス駐車場は個人でも借りられるということがわかりました。
個人でバスをお持ちの方がいらっしゃいましたらご参考までに。
名札と切符みたいななにか
今回も名札を作りました。
思い出のかるた取りということで、かるたモチーフです。
このマルス券とご案内の説明文…だめにんげんさん流石だ!最高🤣 #wm2023総打ち上げ pic.twitter.com/x5L5nrD36V
— ほくほく♈️ (@nishidai24) 2023年9月3日
ついでにマルス券っぽいバス乗車券&ご案内も作りました。
わかる人にはわかるっていうのがいいんだよね~。
「うらはら兎」は「you」みたいなものだったんじゃないか
さてここからが本題です。
この話は総打ち上げ最後のご挨拶でも言いましたが、「うらはら兎のねがいごと」という曲は、「you」みたいなものだったと思うのです。
「you」って誰なんだ?
ゆかりんの歌詞の中では、「あなた」「アナタ」「キミ」…と、いろいろな二人称の言葉がありますが、なかでも英語の "you" は、ちょっと曖昧な言葉です。
それは、 "you" が「あなた(単数)」なのか「あなたたち(複数)」なのかをハッキリさせないところにあります。
それでは「you」という曲の向こうにいるのは誰なのか。
小さな笑顔のひとつひとつ こんなにも大切だったんだ
…と、ここまで書いてきて、なんか野暮だなっていう気分になってきました。
「you」が誰かってわかるだろ?わかれよ!
"Don't say Good-by" が "わたしを嫌いにならないで" なんだよ!
"だからまだここにいていいかな" が "いつでもずっとそばに ずっといたい" なんだよ!
ピョンと跳ねてるんだよ!
かわいいだろ!
わかれよ!
歌詞解釈って、なんか全部書き切ってしまうと野暮な感じありますね。
そもそも「うらはら兎」がライブ本編最後にあり、「you」がSsLのツアーラストで歌われたというところに共通性があります。
そしてそこから伝わってくる想いというのは、同じものがあるんじゃないかと、そう考えてしまうわけです。
その先にある「ブルジェオンの薔薇」
あのとき、「you」で終わったSsL。
曲が終わって放心状態になったことを、今でも覚えています。
その後の冬ライブ中止、黒うさぎ終了、レコード会社移籍。
いろいろありましたが、もうあの発表からは7年経ってるんですね。
あのとき「you」の先は見えなかったけれども、今は「うらはら兎」の先に、アンコールの「ブルジェオンの薔薇」があります。
Don't say Good-by
ずっとずっとね この手をはなさないでね
あのときの「この手をはなさないで」という願い。
この手を離さないで
それが未来になる
今はその先に未来がある。
未来は永遠じゃないけれど、この手を離さずにいたい。
with me ツアーをとおして、私もそう願うのです。
余談ですが
"さみしさが先回りをする" とゆかりんが歌うのに対して "それでも!" と唱えるのも
どんな "夢も" "愛も" と唱えるのも
松井五郎さんが王国民パートとして任せているんじゃないか思うと、ちょっとステキだなぁとか思いました。
さ~て、次回の「ゆかりっく Advent Calendar 2023」は?
次回は野上ぁゃかさんの「おとなのゆかりちゃん祭りに参加して、、」です。
ゆかりちゃん祭りめちゃくちゃ楽しかったですよね。
世代的に「世界中の誰よりきっと」とか激アツだったし、男爵たちとのデュエットもよかったなぁ。
どんなお話になるのか、お楽しみに~。