このあとスタッフがおいしくいただきました

だめにんげんさんの墓標です。

推しがこの世を去るとき

神田松之丞がゲストの『伊集院光とらじおと』。「深夜ラジオ辞める」みたいな話が出たって聞いてずっと聴くのが怖いなと思ってたけど、実際聴いてみたら伊集院のラジオと落語に対するスタンスのマジな話が出てきてて、一瞬たりとも聞き逃せねぇよって感じだった。

 

奇しくもゆかりんが、永遠のひとつの発売を前にナタリーのインタビュー中で「辞める」ということについて語っている。

ただ……今でも「辞めてもいいかな」という気持ちはわりとありますね(笑)。好きなことができなくなったらやる意味もないと思うので、誰かに強制されるような状態になったらあっさり辞めると思います。

田村ゆかり「永遠のひとつ」インタビュー|今の自分に合った歌を - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

どちらも、自分のスタイルというものを持ち続けていて、それを維持できなくなるのであれば辞めてしまってもいい…というようなスタンスだ。

伊集院もゆかりんも、そうやって自分のスタイルを貫き通そうとしているから、ファンに対して誠実であろうとしているからこそ、そのあり方に共感し、その姿に憧れ、その進む先を見つめていたいと感じるのだ。

 

彼も、彼女も人の子で、いつかきっと我々の前を去って行く日が来るのだと思う。

 

伊集院はデブをこじらせて死ぬかもしれない。

この前にフォロワーさんの敬愛する噺家さんが亡くなったとき、伊集院が死んだら自分はどんな風に受け止めるだろう…?と考えることがあった。訃報に触れたとき、きっと自分は受け入れられないだろうと思う。月曜日になれば、またくだらないフリートークが聴けるはずだと信じて疑わないだろうと思う。それでもいても立ってもいられず、月曜日25時には赤坂に向かうだろうと思う。ラジオリスナーの流儀にしたがって。

 

ゆかりんが死ぬのはちょっと考えられないなぁ…。それでも結婚とかして引退するのだとしたら、そうでなくても自らの決断によって去って行くのだとしたら、温かく迎えてあげたいなと思う。ゆかりんの進む先は、晴れやかであってほしい。

 

どんな別れであっても、「らしく」あって欲しい。ただただそう願う。